自然流産

繋留流産確定後の金曜日、ディズニーシーに行ってきました。


この子の存在にまだ気づいてないとき、数年ぶりにディズニーランドに行って、
「次はシーに行こうね」と言っていた時、妊娠に気づいて、当分シーはお預けと思ってたけど、

なんとなくベビもシーに行きたいのかもと思い、
家にいてもどうなるものでもないので、彼とベビと3人で最後のお出かけ。


シーにも結構おなかの大きな妊婦さんもいて、ちょっとせつなくなったり、
小さな子供たちを見て涙ぐんじゃうこともあったけど、楽しかったです。

ベビも楽しんでくれたかな。


すっごい歩いたので、めちゃめちゃ疲れました。



その日の夜から茶おりが出始めました。

次の日は、病院で再度検診。


やっぱりベビは大きくなってなくて、前回よりも少し小さくなってしまったようでした。
すぐに手術かと思ったけど、どうやら病院が混んでいるらしく、6日後に手術となりました。


少しでもおなかの中にいてほしいと思う一方で、早く出してあげて、
つぎの妊娠に備えたいという微妙な気持ち。


茶おりがあったので、「自然に出てくることもありますか?」と聞いたら、
「今の状況じゃそんなに早く出てくることはないと思うので、茶おりも
心配しなくて大丈夫」とのことでした。



けどその夜、おりものではない出血が少しありました。
次の日も同じ感じで、もしかしてベビが出てきたがってるのかもと思い、
自然流産になったときの状況を検索魔してたら、
彼に「気にしすぎだよ。」といわれ、ちょっと喧嘩になってしまいました。


その夜、どんどん出血が増えてきて、少しづつおなかも痛くなってきました。
深夜2時ころから、さらに痛くなって、眠れませんでした。
途中で彼もおきてきてくれて、そばにずーっといてくました。
感覚をあけて、腹痛が襲ってくる状態が2時間くらい続いて、
気づいたら寝てました。おなかの痛みも収まっていました。


トイレでナプキンを替えようと思ったら、そこにはベビちゃんがきれいな形で居ました。


それまでは絶対見たら気持ち悪いと思っちゃうから、見たくないと思っていたけど、
実際に会ったベビちゃんはとてもかわいらしく、いとおしく感じました。


エコーで見たままの形で、目も手も足もちゃんとあるし、
ここまでがんばったよ!って姿を見せてくれたんだと思うと、涙があふれました。


彼も「とってもかわいいね」と、二人でずーっと眺めてました。


もし、手術になったら、私も彼もこの子に会うことはできなかったと思うと、
がんばって姿を見せてくれたのかなぁと思います。


私も彼も、おなかの中に居ただけよりも、いっそうベビの存在を感じることができました。


祝日だったため、9時ころまで待って病院に電話しました。
もうベビちゃんもでてしまっているので、そんなに急ぐ必要もないかなぁと思って。


先生はちょうど分娩中とのことでしたが、看護婦さんは
「もっと早く連絡してくれても大丈夫だったんんだよ。」と気遣ってくれました。


その後の診察で、子宮内のものはすべてきれいに出ているので、
手術の必要もないとのことで、薬だけもらって帰りました。


ベビは病院で検査されるようで、そこでお別れしました。
ベビがその後どうなるのかはなんとなく聞けませんでした。


つわりもまったくなく、最後も自分で生まれてくれて、
本当に親孝行なベビちゃんでした。
もっとわがままでよかったのに。と思います。


本当は今回妊娠できなければ、人工授精にステップアップしようとかと
考えていた矢先でした。


きっとベビは私にあせらなくても大丈夫だよとちょっと早めに
がんばって教えてくれたのかなと思います。


前向きにがんばろうと思う一方、どうしようもない寂しさもあるけど、
またベビちゃんに会えるよう進んで行くしかないかな。


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